10月14日インドに超大型のサイクロンが襲来した影響で、ネパールのヒマラヤ山岳部で季節外れの大雪が降り、多くの登山者が遭難した。日本人を含めて多くの外国人の死亡が報じられている。
季節外の大雪はあまりに急激な発生で、避けようがなかったのであろうか?いくつかのニュースを見てみると、ネパール政府の気象台は前日13日には暴風雪になることを予報し、1日に2回の予報をテレビ、ラジオ、インターネットで報じていたそうだ。
10月16日のNHKの報道では、現地の通信事情がよくないことを報じており
関連して、この遭難事故の以前から、ネパール政府が登山者にSIMカードを配布し、安全を確保に役立てようとする計画があるそうだ。このブログでもその計画について記事にしているので合わせて見ていただければと思う。
以下、個人的な邪推であるが、山岳地帯の観光sh源がネパール政府にとって重要で整備が必須であると考えるなら、価格が売りの中国系企業のインフラが入るのではないかと思う。ヒマラヤ山脈の北側を抑える中国が、戦略的にヒマラヤ南側にも力を及ぼすことになるからだ。
季節外の大雪はあまりに急激な発生で、避けようがなかったのであろうか?いくつかのニュースを見てみると、ネパール政府の気象台は前日13日には暴風雪になることを予報し、1日に2回の予報をテレビ、ラジオ、インターネットで報じていたそうだ。
10月16日のNHKの報道では、現地の通信事情がよくないことを報じており
■NHK NEWS Web ネパールの遭難 日本人もいた可能性 10月16日 23時08分さらに、つづく10月19日のNHKの報道では
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141016/t10015457961000.html
現地一帯は、もともと通信事情が悪く電話が繋がりにくいうえ、こうした人たちがど
こに向かったのか届け出だけからは分からないということで、ネパールの日本大使館
が同じトレッキングコースにいた可能性のある日本人について所在の確認を急いでい
ます。
■NHK NEWS Web ヒマラヤ 日本人3人 無事の情報も 10月19日 16時34分登山者、旅行会社、ガイドに予報の情報が伝わっていなかったことがも報じられていた。後者のニュースの中では、人気の山域には携帯電話インフラを整えるべきとも伝えてる。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141019/t10015520481000.html
翌13日には暴風雪になると予報し、こうした情報はテレビやラジオで放送され、インターネット上にも掲載されていました。
しかし、救助された複数の外国人観光客は旅行会社やガイドからこうした情報を事前に知らされなかったと話しているほか、地元のガイドの中にも「予期せぬ大雪だった」と話す人もいて、多くの人が冬山用の衣服や装備を持参していなかったということです。
トレッキングなどヒマラヤ山脈の山岳事情に詳しい地元新聞の編集長のクンダ・ディキシットさんは、天候悪化の予報がトレッキングをしていた人たちに事前に届いていれば被害は軽減されていたはずだと指摘したうえで、気象情報を簡単に確認できるよう人気のルートには携帯電話の設備を充実させるべきだと話しています。もしかしたら、十分な通信インフラが整備されていてば、登山者は事前に、大雪情報をキャッチし死亡事故が防げたかもしれないと思ってしまう。
関連して、この遭難事故の以前から、ネパール政府が登山者にSIMカードを配布し、安全を確保に役立てようとする計画があるそうだ。このブログでもその計画について記事にしているので合わせて見ていただければと思う。
■2014年5月16日SIMカードが配布されても通信は確保できないので、インフラとそれに対応する端末の整備が必須なのは言うまでもない。広大な山岳地域に携帯電話インフラを整備することは簡単ではないし、莫大な費用もかかる点が最大のネックであろう。より安全に登山が楽しめるように、携帯電話の技術が役立てられることを望みたい。
ネパール政府が配布を計画中の登山者向けSIMから、周波数やFOMAプラスエリアを考える
http://mobile-mikan.blogspot.jp/2014/05/simfoma.html
以下、個人的な邪推であるが、山岳地帯の観光sh源がネパール政府にとって重要で整備が必須であると考えるなら、価格が売りの中国系企業のインフラが入るのではないかと思う。ヒマラヤ山脈の北側を抑える中国が、戦略的にヒマラヤ南側にも力を及ぼすことになるからだ。